イントロダクション

大阪は南河内のぶどう畑を舞台に、高校生たちの甘酸っぱい青春を瑞々しいタッチで描いた青春ストーリー。

映画『あしたになれば。』は、大阪府の南東部(南河内地区)に位置する羽曳野市・藤井寺市・太子町の2市1町が、「シネマプロジェクト」と称し、映画製作への支援やロケ地の提供を行って製作される作品。

本作でメガホンを取るのは、2004年公開の映画『村の写真集』で第8回上海国際映画祭最優秀作品賞を受賞した経歴もある三原光尋監督。これまでに今回と同じ南河内地区を舞台にした『あしたはきっと・・・』(01)のような青春映画を優しいタッチで撮り、『しあわせのかおり』(08)、『乙女のレシピ』(14)などの料理を題材とした映画で観客の五感を煽ってきた三原監督だが、本作は、高校生が料理を通じて青春を謳歌するという、これまでの経験を最大限に生かした作品となる。

小関裕太/松井大介役

小関裕太/松井大介役

思春期真っ只中。誰もが経験する、甘酸っぱい青春。そんな物語の主役を演じるのは現在19歳の小関裕太。2003年に子役デビューし、「天才テレビくんMAX」やミュージカル「テニスの王子様」などで人気を集める。最近では、『カルピスウォーター 「映画みたいな恋」篇』で能年玲奈と共演し、ドラマ「ビター・ブラッド」(14)で高橋克実の息子役としてレギュラー出演するなど、更なる活躍が期待される若手俳優だ。現在はドラマ「ごめんね青春!」(14)に出演中。今後は、来年公開予定の映画『空と海のあいだ』が控えている。

黒島結菜/佐々木美希役

黒島結菜/佐々木美希役

同じく主演で、ヒロインの美希役を演じるのは、『ベネッセコーポレーション進研ゼミ高校講座』のCMで注目を集め、『NTTドコモ』のCMでお茶の間のハートを鷲掴みにした、今後ブレイク間違いなしとの呼び声高い黒島結菜。映画『呪怨―終わりの始まりー』(14)や、ドラマ「アオイホノオ」(14)、現在絶賛放送中のドラマ「ごめんね青春!」(14)、来年公開の映画『at Home』や『ストロボ・エッジ』、『ストレイヤーズ・クロニクル』など、出演が相次ぐ黒島の、17歳の瑞々しさを生かした演技に注目だ。

葉山奨之/安田元役

葉山奨之/安田元役

また、大介の親友の元(げん)を演じるのは、2014年の話題作『渇き。』で金髪の青年を演じ、スクリーン上で強烈な印象を残した葉山奨之。岩井俊二初プロデュース連続ドラマ「なぞの転校生」(14)や、12月公開の山下敦弘監督最新作『超能力研究部の3人』など、監督との出会いにも恵まれ、今後の公開作も多数控えている。『ベネッセコーポレーション進研ゼミ高校講座』『NTTドコモ』『ネスレ』など、CMでの活躍も目立つ。来春から放送予定のNHK朝の連続テレビ小説「まれ」にヒロインの弟・一徹役で出演が決定し、今後の人気上昇が予想される。

3人を中心に、周囲の友人達をも巻き込み、グルメコンテストを通じて繰り広げられる、ひと夏の青春ストーリーが誕生する。

©「あしたになれば。」製作委員会